トップメッセージ

技術開発力・対応力(技術オリエンテッド)を磨き、社会に貢献する成長企業へ
シンフォニアテクノロジーは、コア技術であるモータドライブ・パワーエレクトロニクス・システム制御技術を長年に渡って進化させ続け、お客様のニーズに技術開発力・対応力でお応えする「技術オリエンテッド」企業として、社会と産業の豊かな発展に貢献する多彩な技術、製品群を提供してまいりました。
今から100年以上前に、造船所の電気係として創業した当社は、船舶用の回転機技術を進化させ、自動車や鉄道、航空機・宇宙ロケットへと展開してまいりました。現在では人々の生活に欠くことのできない半導体分野と、生活をより便利にする航空・宇宙分野を中心とした事業展開で、更なる企業成長が可能なタイミングを迎えることができています。
半導体分野では、得意とする精密搬送技術を活かし、半導体ウェーハ搬送装置に進出、現在ではあらゆる半導体製造装置に採用され、業界内で揺るぎないポジションを形成しています。
航空・宇宙分野としては、1920年に日本初の航空機用風車式発電機の開発を機に航空業界に参入して以来、長年に渡って日本の航空機・宇宙ロケットに発電機・電源システム・アクチュエータを提供しており、確固たる信頼を頂いています。

このような状況下、2025年から2027年度の中期経営計画では、市場成長が確実視される半導体分野と航空宇宙分野を中心に技術対応領域を拡げると共に、積極的な「拡大投資」と「更新・自動化投資」により、事業を大きく拡大させ、将来に渡って成長し続ける企業へと変革してまいります。
また更なる成長と社会への貢献に向け、未来の医療として注目の再生医療関連製品や、人手不足が著しい物流の自動化に貢献する製品などの開発にも力を注いでまいります。同時に、世界的な課題である環境問題に対しても、脱炭素に貢献する製品の開発はもちろんのこと、常に環境に配慮した事業活動を行うことで、循環型社会への一翼を担ってまいります。
こうした成長戦略の遂行と同時に、株主・投資家の皆様との対話を通じて企業価値をより一層向上させられるよう、これまで以上に分かりやすく、タイムリーなIR活動にも取り組んでまいる所存でございます。これからも皆様のより一層のご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。
2025年5月
