シンフォニアテクノロジー株式会社シンフォニアテクノロジー株式会社

リモート化進む工場管理

工場管理のリモート化が進む!
データ蓄積による予防保全も

人員不足が危惧される製造現場

 近年、工場設備・機器のリモート化が進みつつあります。これは高齢化や人員不足など工場の人的状況が急速に変わりつつあることが関係しています。
 現在、工場の製造現場では、熟練オペレーターが装置をオペレーションしています。ちょっとした装置や機器の変化にもすぐに気づき対応、必要であれば製造設備を止めて緊急メンテナンスをすることもあり、製造現場では不可欠な存在です。
 しかし、こうした熟練オペレーターは、定年退職などでの現場離れが進んでいます。人員補填はままならず、それどころか従来よりも少人数で製造現場を担当した上で、これまで以上に高度な監視・管理や予防保全が求められています。

工場管理のリモート化による人員不足解決、コストダウン

 人員不足や高度な予防保全が求められるようになったため、近年では製造現場の装置・機器の計測・監視のリモート化が注目されています。インターネットの発達により、IoTでいくつものセンサから詳細なデータを無線で取得、パソコンなどでどこでも遠隔管理できるようになってきています。
 新たにシステムを構築するのではなく、センサなどを既存の設備に付け加えるため、小規模な工場でも対応でき、既存の監視システムと連携することもできます。
 そして、データに異常があれば、管理者に注意や警告を発します。また、長期的なデータ取得により経年劣化を追いやすく、蓄積されたデータから適切なメンテナンス時期や故障などの予測をすることができます。こうした事前の予防保全は、製造ラインの停止や事故を未然に防ぐことができるので、結果として大きなコストダウンにつながります。

 当社は現在、こうした管理や予防保全に関連した製品の開発を進めています。バーチャル展示会にも多数出展しておりますので、以下に紹介させていただきます。個々の製品を通して振動機のリモート監視・管理の進む姿を、バーチャル展示会でご覧ください。

関連製品