ニュースリリース

「2024年日経優秀製品・サービス賞」で最優秀賞を受賞、式典に列席

2025年2月3日(月)

日本経済新聞社が主催の「2024年日経優秀製品・サービス賞」の表彰式がThe Okura Tokyo(東京都港区)で行われ、当社の自動細胞培養装置CellQualia(セルクオリア)は最優秀賞として、表彰盾・記念品をいただきました。

表彰式には代表取締役社長の平野、製品開発に長く携わってきたメディカルエンジニアリングセンターのセンター長である河村が列席しました。

様々な医療関連機器における、唯一の最優秀賞受賞とあって当社の製品開発力や技術力を高く評価いただきました。

また、同じく最優秀賞を受賞された次世代の大型基幹ロケット「H3ロケット」にも、当社の姿勢制御用アクチュエータや電源システムが搭載されています。

自動細胞培養装置 CellQualia(セルクオリア)

密閉型の自動細胞培養装置。川真田伸 株式会社サイト・ファクトCEOと共同で開発した。人体の組織や臓器を作製して体内に移植する再生医療では、あらゆる細胞に文化するiPS細胞の活用に期待が高まっている。ただ、高品質な細胞の大量生産が課題になっている。

本装置は、細胞培養の工程を密閉された機器内で自動で行う。培養データを常に監視しているため、細胞の品質も担保できる。培養後の検査などのコストを少なくできるといった利点がある。

細胞培養は通常、タネとなる細胞を培地にまいて増やし、より大きな容器に移し替え、さらに増やす工程を繰り返す。手作業では技術者の練度に左右され、できあがった細胞に雑菌が混ざっていないかの検査も必要になっている。