ニュースリリース

振動機ラボを新設 見積実験の能力アップによるお客様サービスの向上を図る

2021年3月18日(木)

シンフォニアテクノロジー株式会社(代表取締役社長:斉藤文則、本社:東京都港区)は、豊橋製作所(愛知県豊橋市)内の振動機第1工場、見積実験室の建屋改善および実験設備の更新等を行い、振動機ラボとして開設。3月より稼働し見積実験の能力向上と展示スペースからの情報発信などPR活動を行い、お客様サービスの向上を図ります。

当社は1950年に振動増幅機を開発して以来、振動により部品や粉粒体を搬送、分級、選別、乾燥、冷却等様々な処理を行う振動機器のトップメーカーとして実績を積み重ねています。

現在では、振動コンベヤ、振動フィーダ、振動スクリーン、振動乾燥・冷却装置など業界随一の豊富なラインナップで、食品加工から機械製造・医薬・化学・鋳鍛造・鉄鋼、リサイクル施設内の搬送まで幅広い分野で採用いただいています。

これらの振動機器はお客様の要望に合わせ個別に機器選定及び設計致します。取り扱い物の物理的特性を考慮の上、豊富な経験値を組合せお客様の要求仕様に最適な振動機器を提供致しております。実績の少ない新素材や新しい処理方法及び要望がある場合はお客様をお迎えし、実機を使った見積実験を行い検証し仕様を検討しております。

今回当社では、見積実験室を“お客様の要望を超える結果を出せる実験が出来る”ことを目的に振動機ラボとして開設しました。お客様の最終目的を実現するため、より良い答えを短時間で導き出すことができる体制・設備を持つことで、従来の要求に近い結果を導き出すだけでなく、要求以上の解決法をご提示できることを目指しています。

この振動機実験ラボでは、実験機への材料投入を自動化(連続投入可能、能力調整可能等)と、実験条件(振動条件、網目目開き等)の変更を瞬時に行えるような実験機器にすること、実験機器の洗浄を容易に行い、異なる材料での実験に素早く対応するなど、実験の効率アップを図っています。

また、実験した結果がその場で瞬時に表示できる設備を導入するとともに、実験結果を基にした打合せ対応など、実験データを即時提示し、判断のスピードアップを可能にしました。今後、IoTを導入し、実験結果データの自動取込みおよび、実験結果表の自動作成、さらに動画や過去データの流用によるシミュレーション型式選定など、AIの活用も進めていきます。

当社では、振動機ラボの開設による見積実験の能力アップによって、従来は年間平均40件だった依頼の倍増を計画しており、さらなるお客様サービス向上につなげてまいります。

振動機ラボ概要
場所 振動機第1工場
振動機ラボ面積 273m2(内展示スペース72m2)
実験の種類 主に篩分け、搬送、切出し、乾燥冷却の実験がある(その他 充填、脱水、整列等)
実験機の種類 16機種以上(用途や振動条件により使い分け)

実験スペース

展示スペース

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シンフォニアテクノロジー株式会社
総務人事部広報グループ 担当 嶽本(だきもと) Tel.03-5473-1803

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