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展示会レポート

次世代農業EXPO

会期
2019年10月9日(水)〜11日(金) 3日間
会場
幕張メッセ

 2019年10月9日から11日まで、千葉県の幕張メッセで「次世代農業EXPO」が開催されました。TPPの締結やEU、米国との貿易交渉などにより国内農業は大きな転換点を迎えており、システム化、自動化で競争に打ち勝とうという農業関係者が多数会場に詰めかけ、大変な盛況でした。
 今回の当社の出展製品の中から「大葉収穫作業支援ロボット」と「花き鮮度維持装置」をご紹介いたします。いずれも豊橋技術科学大学との共同研究開発の製品です。

 通常、大葉は収穫してから人の手によってサイズごとに分別し、10枚ずつ一まとめにしてから出荷します。この作業には大変な労力を要しますが、多数の作業人員を確保するのは至難の業。今回出展したロボットはこうした問題を解決する手助けとなるものです。収穫した大葉は専用カセットに収納し、1枚ずつ大葉を吸着してテーブルに置き、不良葉は除去するとともにサイズと形状をAIで画像認識してサイズごとに分類し、10枚ごとに茎を食品用テープでまとめます。製品化にあたっては当社の半導体クリーン搬送機器の技術を応用しているのが特徴です。

 また「花き鮮度維持装置」は試作中のもので、収穫したバラなどの切り花の鮮度を保つための装置。二つのユニットがあります。一つはプラズマ栄養水生成装置で、プラズマ放電により空気中の窒素が水の中に硝酸塩となって溶け込み、出荷時の栄養水となって切り花の鮮度を保ちます。もう一つのユニットは、オゾン処理装置で、切り花の出荷前に最適濃度のオゾンガス中に数分間入れることで、鮮度を保ったまま出荷できます。

 今後も当社が培った技術を応用し、農業のAI活用、ICT化に貢献していきます。