WORKS & PERSON

上司・部下対談(映像)

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シンフォニアの原動力は、技術です。創業から100年にわたり、世の中のニーズを捉えた製品をつくり出すために、技術を脈々と受け継いできました。
今まさに、技術のバトンをつないでいる上司、部下の関係である社員2人の、リアルな声をお届けします。当社の技術力、技術の継承、職場の雰囲気など、幅広く語っています。

N.A
1994年入社
研究部 メカトロ技術グループ
担当課長

入社以来、研究部に所属し、当社のコア技術である電磁力を利用した回転およびリニアモータやアクチュエータの研究開発を担当。これまでダイレクトドライブモータや多自由度球面アクチュエータなど独創的な製品を多数開発。

S.W
2012年入社
研究部
 

入社後、現部署に配属され、N.A課長の下で回転機の研究開発に携わっている。

※プロフィールの役職、取材内容は撮影当時のものです。

本編動画

テキスト版

互いの第一印象

N.A:彼は私にとって初めての部下で、彼を含めたモーター技術者勉強会のメンバーを数人集めてかなり熱心に教育したんです。で、彼の勉強ぶりを見ていると非常にまじめで、わからないことがあったらとことん取り組む姿勢を感じました。
今もそれは変わらず続けてくれているのがすごいなという印象的です。

S.W:課長の第一印象は、その時に何を質問しても全て答えてくれる、非常に知識が深い方だということです。
実際、今になってもまだまだ新しい知識をどんどん獲得していっている姿をみて、まだまだ敵わないなと感じ、ずっと目標になるような上司ですね。

どのような指導をしてきたか

N.A:本人の熟練度に合わせた技術レベルの仕事をやらせてみて、そこでいろいろ考えたり失敗した時に、その時の見方や問題解決の方法を、なるべく一緒に、私の経験談も話しながら解決し、成長してってもらえればなというふうに指導していました。

どのように学んできたか

S.W:実際にやらせてみるということで、思っているよりもたくさんのことを任せていただいたんですけど、それを自分で進めるうちにどこがポイントになっているのか分かるようになりました。実際にやってみてわからないところを相談しにいくと、ちゃんと1つ1つ解説をして、こういうことが原因なんじゃないかと説明してもらえました。

N.A:何か問題起きた時に重要なのは、何が問題か原因がどこなのかという基本に立ち帰ること。そういうことを大事にして私はなるべくいろいろ教えていたつもりです。

部下に期待すること

N.A:彼にはやはり将来のモーターアクチュエータ分野で技術開発を担う中心人物になって欲しいなというふうに考えています。
また、管理職として全社的にいろんな相談だったり、問題があったりすると私たちが解決しに行ったりするんですけど、そういったところでもいろんなことを解決できるようになって欲しいなと考えています。

S.W:私は実際この会社に入社してモーターに携わることになったんですが、勉強してみると電磁気だけでなくて熱や騒音、振動であったり、非常に多くの知識が必要であるということを改めて認識しました。その基礎や知識をまだ勉強中ではあるんですが、今後その技術を活かして新たにもっと社会に役立つモーターアクチュエータを作っていきたいと思っています。

研究部の雰囲気

N.A:研究部のまわりを見ると、結構上司も部下もなくて、研究部長が普通に話をしたりとかあるでしょ。結構フラットな雰囲気だと思うんですけど、どうですか。

S.W:先輩や上司の人たちがいろいろと気さくに話をしてくれると、こちらからも気軽に相談に行けるので、和気あいあいと楽しくできるような職場なのかなと思っています。

N.A:開発本部は全社のいろんな技術を支えていて、私たちはモーターだけど、他にも材料技術だったり解析技術とか、同じフロアだからちょっと分からないことがあったら聞きにいったりとかもできるよね。

S.W:そうですね。実際に、隣の席の人がパソコンを覗き込んで「どんなことやってるの」という話になって、「こんなこと悩んでるんです」って話をすると「ああ、これこうしたらいいんじゃない」とかそういったいろんな目線でアドバイスをくれることがあり、非常に助かるなと思っています。

シンフォニアらしさ

S.W:シンフォニアに入社してから、友人やお客さんに、「シンフォニアってどんな会社なの?」とよく聞かれるんですけど、色々やっている会社だからこそ回答に非常に困っていて、課長の考えるシンフォニアらしさっていうのはどういったものなんでしょうか。

N.A:いろんな分野に技術提供して、その中で光る技術や技術的にいいと思ってもらえるものがあればっていうのがあります。その分野ですごく人の役に立ったり、社会の役に立ったり、そういったものを作れているんで、その技術開発力自体を売りにしているところがシンフォニアかなっていうふうに感じますね。

S.W:実際入社して初めて知ったのは、空港でお客さんの荷物を飛行機に載せるような車両もシンフォニアで製作をしているっていうところがあって、色々な見えないけれど社会を支えている部分も多いなと感じますね。

N.A:モーターアクチュエータやっている中で、人から見えないところで支えている製品を作っていくには、性能だったり差別化できる技術だったり、お客さまに喜ばれるものを作っていかないとと思うんですよ。技術オリエンテッドが私たちの売りっていうことで、どんどん技術開発していきたいし、一緒にやっていきたいなというふうに考えますのでよろしくお願いします。

S.W:ぜひよろしくお願いします。