WORKS & PERSON

事務系 若手社員座談会

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H.F
2020年入社
政策学部卒


財務部。従業員の経費精算から海外への入出金に関する伝票処理、消費税の申告業務、決算業務を担当。

K.Y
2021年入社
理工学部卒(理系出身)

IT企画部。DX推進の一環として、販売支援ツールの社内導入、業務改善を目的とした営業ツールの企画、導入を担当。

R.Y
2020年入社
経済学部卒

社会インフラシステム営業部。公共事業関連のプラント電気事業の営業販売を担当。

Y.M
2019年入社
経営学部卒

産業インフラシステム営業部。航空機用の電源装置とリフティングマグネットの営業販売を担当。

S.Y
2021年入社
外国語学部卒

試験装置営業部。自動車に搭載されるモータやインバーターの試験装置の、営業販売(海外)を担当。
 

高い技術力への知識、専門性が必要な仕事だからこそ、
周囲の力を頼りに一人前を目指していく。

どのように仕事の知識を身に付けましたか?

 

Y.M:産業インフラはいろんな製品を取り扱っている部門なので、同僚と担当する製品や業界が全然違います。それもあって、基礎的なところは製作所の設計者や製造部門に聞いて、自分で勉強していました。それでも分からないような専門的な部分は、素直にお客様に質問することもあります。

お客様に、技術を教えてもらうこともあるんですね。

Y.M:そうですね。BtoB業界なので専門的な技術を持つお客様が多く、聞かないとどうしようもない、ということがあります。お客様もそのあたりを理解してくれているので、フランクに聞くことは意識していましたし、実際しっかり教えてくれます。

H.F:大学時代は財務・会計を勉強しておらず未経験でしたが、先輩方に丁寧に教えていただき、徐々に身に付けていきました。財務部は法律や規程に基づいて仕事を進めていくので、それらを参照しつつ、先輩に聞いて不明点を解消するという感じですね。

K.Y:私もH.Fさんと同じで、ITの知識が全くない状態で今の部門に配属となったので、最初は先輩に聞いて勉強していました。IT企画部は、東京以外に伊勢と豊橋にも拠点があって、新入社員時代は、豊橋で研修として1カ月間お世話になっていました。その時に教えてもらった方々とは、今は離れていますが、伊勢、豊橋、本社で担当分野が異なるので、分からない所があれば聞いていますね。

R.Y:私の場合は、営業として働く上で、自分のスタイルを確立していくという印象が強いです。最初は先輩の出張に同行し、どんな流れで商談を進めていくのか、基本的な部分を学びました。その後は1人で実践して、これ違うな、伝え方を変えたら話が進みやすいな、など失敗重ねながら体得していきました。

一回、自分でやってみて、その上でノウハウを教えてもらう、というイメージですか?

R.Y:そうですね、自分なりに準備し、商談を進めて、上手くいかなかったことを先輩に相談し、アドバイスをもらうことがあります。
また、専門知識という点では、社会インフラ関係の資格勉強をしていました。当部門は完成した製品を現場に設置し、ユーザーが製品を使える状態でお渡しし取引完了なので、営業担当も工事の内容や現場の状況を把握し、お客様に伝達・調整していくことが求められます。

S.Y:私の場合は、大きく二つあります。一つ目は、自動車業界全体について業界誌や新聞などで情報収集することです。新入社員当時は、試験装置という製品が何に使われるのか分かってなかったので、製品が利用される自動車業界全体について理解し、そこから試験装置の役割や専門知識を勉強するようにしていました。
二つ目は、気になったところをすぐ質問することです。自分で資料を見て勉強しても分からない所は多いので、製作所に行く際には設計部門や製造部門の人に質問し、分からないところは都度解決するということを繰り返して、だんだん分かるようになりました。

実際に製品を見ながら、知識を身に付けることも多いんですね。

S.Y:試験装置はハードウェアとソフトウェアの2つに分かれていて、ハードは製作所の現場に見に行けば理解できることも多いですが、ソフトは外から見てもわからないので、実際に案件を担当しながら学んでいきました。

事業や部門を超え、
頼りになる同年代との仕事・プライベートでの交流

業務内でのやり取りはありますか?

H.F:社内経費精算の担当なので、皆さんから経費精算や会計処理について問い合わせをいただく機会が多くあります。また、K.Yさんの所属するIT企画部とは、DX推進の一環で経理業務の電子化や業務の効率化について、一緒に相談しながら進めています。

K.Y:営業部門で使用する販売関連システムを担当しているので、問い合わせ対応で関わることがあります。それ以外にも、IT企画部で新ツール導入を進めており、Y.Mさんの所属する産業インフラ部門で試験的に使用してもらっているので、改善点や使い勝手をヒアリングさせてもらう予定です。今後、社内導入が進めば、他の営業部門とも一緒に仕事する機会が増えていきそうです。

業務外での交流はありますか?

Y.M:業務外だと、R.YさんとH.Fさんは一個下の入社で年が近いので、一緒に社内研修を受ける機会があったり、退社のタイミングがたまたま一緒でご飯に行ったりしていますね。

K.Y:部門外ですが、R.YさんY.Mさんとは一緒に労働組合の職場委員を務めているので、その流れで話したり、R.Yさんにはゴルフ連れてってもらいました。あとは、S.Yさんとは同期なので、ランチ行ったり、夜飲みに行ったりという交流が結構あります。同期や同年代は、公私ともに頼りになる存在ですね。

製品への責任と誇り、
裁量権を持って自分なりの進め方ができる。

就職活動について。なぜメーカーを選んだのですか?

S.Y:将来的に海外駐在ができることを重視していたので、その可能性が高い商社かメーカーで考えていました。あと、愛知県出身なのでメーカー勤務の人が多く、自分の中でメーカーが身近だったこと、その中でも名前を知っている会社を中心に就活していました。

R.Y:私は企業選びの際、メーカーは自分たちが製作したものを売るので、製品に対して責任と愛着を持って仕事ができると思って興味を持ちました。あとは家族に相談したときに、シンフォニアって昔の神鋼電機だよと教えてもらったことも影響していますね。

そんな就活当時と、実際働いてみた今とで、ギャップはありますか?

H.F:正直、あまりギャップは感じてないですね。就活当時に面接で会った社員の人には穏やかな印象を持っていたのですが、実際に入社して今の部門で業務する中で、その印象は変わりません。

K.Y:私の場合、シンフォニアというより社会人に対するギャップを感じています。昔は社会人に対してマイナスなイメージを持っていましたが、いざ社会人になってみると、言うほど悪くないかなと思っているところです。自分でお金を稼いで、旅行や自分のやりたいことを自由にチャレンジできるので、学生の皆さんには、社会人もそんなに悪くないとぜひお伝えしたいですね。

R.Y:就活当時から営業職志望で、いわゆる昔ながらの営業、接待、みたいなものを想像していたのでそこからのギャップはあります。いざ営業をやってみると、社会インフラ部門では公共事業を扱っていて、そういった営業はそもそもNGなので(笑)。
もちろん、取引先同士の繋がりや、これから一緒に頑張っていきましょう、という感じで会食に行くこともありますが、思っていたより機会が少ないという印象です。

S.Y:いい意味でギャップだと思ったのは、自分で裁量権を持って仕事を進められるところです。就活生のときは、年功序列で雑用から任されるのだろうという印象があったのですが、部門毎の人数はそこまで多くないので、自分主体で仕事を進められるタイミングが早かったと思います。

R.Y:確かに、社会人に対してそういうイメージあったよね。最初はお茶くみするのかなとか。

S.Y:いい意味で会社規模がそこまで大きくないので、社内の各部門はグループ単位でみると所属人数が少なく、その分の責任はありますが、自分が希望する働き方にも合っていたので、そういう点がいいなと思いますね。

H.F:私も似たような経験があって、入社2年目の時に、3人のチームで経費精算システムの入れ替えを進めていたのですが、その内1人が他の部門へ異動となったので、自分で考えて進めないといけない場面が発生しました。その時に周囲を頼りつつも、自力で対応するために学ぶことが多く、良い経験になったなと思います。

自ら情報を取得し
自分なりの確固たる基準を持ってほしい。

最後に、学生の皆さんへアドバイスはありますか?

Y.M:就職活動を始めたばかりの頃は色々な業界や会社を見ていて、誰もが知っているような大きな会社もあり、何を重視すべきか分からなくなることがありました。そんな中で、キャリアセンター職員全員に話を聞き回り、大学の先輩や親含め、地域の人たちからいろんなアドバイスをもらうようにしました。いろんな角度からのアドバイスをもらい、客観的に判断してシンフォニアを選んだことを覚えています。自分が判断できる材料を増やしていくことが大事だと思っています。

R.Y:就活って、企業や業界の詳しい情報を得られる無料のセミナーのようだなと思っていました。なので、幅広い業界の異なる企業に説明会に行くだけで、知らない世界の話が聞けて面白いよっていうのを伝えたいです。例えばテーマパーク系の会社説明会とか!

H.F:いいですね、私も行ってみたかったです。私は、面接の逆質問で、自分が本当に気になる福利厚生や働き方のこととか、もう少し詳しく聞いてみたらよかったな、と思います。何を質問していいかわからない気持ちもありますけど、HP上にはない情報があれば、どんどん聞いてみてほしいですね。

S.Y:就活当時にやってよかったと思っているのは、本音で話すことです。海外駐在希望であることは、面接の時からずっと伝えていていました。実際に、営業として海外出張を何度か経験しており、面接で伝えた本音が今に繋がっていると思っています。学生の皆さんには、採用してもらうために自分を曲げるのではなく、正直な考えと伝えることをお勧めしたいです。それが、入社後のミスマッチ防止やキャリア形成にもつながってくると実感しています。