ニュースリリース

自動細胞培養装置「CellQualia™」で 2025年度グッドデザイン賞を受賞

2025年10月15日(水)

シンフォニアテクノロジー株式会社(代表取締役社長:平野新一、本社:東京都港区)は、自動細胞培養装置「CellQualia(セルクオリア)」で、2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。

グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催するわが国で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度で、1957年に通商産業省(現・経済産業省)によって創設されました。本賞の選考には、単なる美しさだけでなく、社会的意義や課題解決力が重視されており、2024年の応募件数は5,773件、受賞件数は1,579件、受賞率は約25%となっています。なお、当社では、過去10度受賞しています。

今回、受賞した自動細胞培養装置「CellQualia」は、当社にとって新たな挑戦となる再生医療分野の新製品です。国内外で高い認知度と信頼性を誇る本賞の受賞を通じて、本製品の認知度向上を図るとともに、再生医療分野における当社のプレゼンスを高めることを目的に応募しました。

受賞理由としましては、再生医療分野における細胞培養の問題に画期的な解決を提供している次の点が高く評価されました。従来の手作業による培養では、細胞の品質にばらつきが生じていましたが、「培養の工程全体を品質管理の対象として常に監視しながら製造し、製品の品質は工程の質で担保する」というQuality by Designの考え方にもとづいた培養を自動で行う世界初の本装置は、高品質なiPS細胞やMSCなどを安定した品質で製造することを可能にしました。また、完全閉鎖系で培養することで、汚染リスクや設置環境のクリーンレベル軽減を通じた施設コストの低減に貢献するなど、誠実で丁寧なデザインも評価いただきました。

今回の受賞により、本製品のさらなる拡販につなげるともに、当社の企業イメージ向上につながることを期待しています。

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