採用担当役員が語るシンフォニアのDNA

人から宇宙まで ――
多彩なフィールドで活躍する
シンフォニアテクノロジーの製品群。
その歴史と、これからも続いていく発展を見つめて。

溝端 浩輝

溝端 浩輝 執行役員 総務人事部長

2018年より現職。
1991年入社。伊勢製作所にて従業員の労働制度、諸制度の企画策定を担当。
2001年に東京本社勤務となり、行動指針「SINFONIA WAY」などの行動指針策定に携わった後、2016年に総務人事部長となる。

発展の軸となったのは「時代のニーズにしっかり応える」との使命感

シンフォニアテクノロジーは、もともと船舶などで使用される発電機や電動機の製作からスタートした企業です。その後、高速回転のモーター技術が高く評価され、船舶以外の多くの分野に転用され、同時に事業も多角的な広がりを見せていくようになりました。
総務人事部長であり、執行役員でもある溝端浩輝は「技術力を武器に、業界の別なく多様な展開を試みたことが功を奏したのでしょう。その中で、どんなときにも揺るがなかったのは、時代ごとのニーズにしっかりと応えるとの使命感。それがあったからこそ、一つひとつ着実に、確実に製品を生み出していくことができたのだと思います」と語る。
その後も引き続き、高度な電磁力応用技術を用いて事業を拡大。現在では12事業にもわたる事業展開を実現させるまでに至りました。これだけの規模となった現在も、企業としての使命はあくまで「求められる技術」を生み出していくことです。それは100年前の創業時から現在まで、変わることのない企業理念。高い技術をもって、人々の豊かな暮らしと社会の発展に貢献する――突き詰めてみれば、そんなシンプルな「想い」がシンフォニアを支え続けてきたと言えるでしょう。

築き上げた信頼を維持し続けていくために

その「想い」があるからこそ、シンフォニアの歩みはとどまることを知りません。近年でいえば、再生医療や農業分野への進出、自動車の電動化、自動運転の実現への関わりなど。「世の中の快適」を求めて、産業横断的に進出を続けています。
初めて向き合う業界にもためらうことなく一歩踏み込んでいく、その原動力となるのは、これまで磨き上げてきた技術力への確かな自信。加えて、多彩な分野で高めた技術を融合し、新たな製品を生み出してきたという実績です。そこから生まれたのがシンフォニアに対する信頼であり、企業としてのブランド力。「それこそが、他社にはないわが社の武器なのです」。そう語る溝端は、さらにシンフォニアの「これから」にも目を向けます。
「人と社会の発展に貢献するには、私達も企業として存続し続けなければなりません。その意味で、12事業を展開する現在の状態がわが社の持ち味。時代により、各業界に浮き沈みはあるものですが、これだけ網羅的に事業展開をしていると、どこかのマイナスをどこかのプラスで補完できる。誰も正確には予測することのできない時代の流れに、うまく寄り添いながら進化し続けていくことが可能になるのです」。
あらゆる業界で活用される製品をつくり、提供し続けているシンフォニアテクノロジーは、その足元もしっかりと固めています。それが自社の利益だけでなく、社会の利益を守るために必要とされることだと考えているからです。

航空機用電源システムを
開発してきた実績が
空で、宇宙での活躍に結びつく

2020年度にシンフォニアテクノロジーの中核事業の一つである航空宇宙事業において、さらなる進展が見られています。
現在、2020年度に試作1号機の打ち上げが予定されている国産宇宙ロケット「H3」用として、アクチュエータにエンジンの監視・制御機能を加えた機体制御システムを開発中。これは推進系コントローラ、機体制御コントローラと共に、「H3」の第1段、第2段ロケットに搭載される予定です。
また、航空機関連では、防衛省向け次世代航空機用電源システム、電動アクチュエータなどの新規開発を、今後の事業拡大が見込まれる民間航空機向けとしては電源システムなどの開発を行っています。

半導体の製造・搬送工程における
トップブランドとして
さらなる飛躍を図り、活躍の場を広げる

半導体業界で活用される機器を扱うクリーン搬送機器事業では、真空搬送システムやウエハーソーターを含めた高付加価値なEFEMシステムの拡販に力を注いでいます。より多くの緻密な機器を生み出すため工場も拡張し、半導体製造装置向けの需要拡大に対応していくこととしています。
その一方で、半導体メーカーの工場新設ラッシュを背景に、半導体製造装置の需要が急速に拡大すると見込まれる中国への進出にも力を入れ、「日本で認められた技術力」を武器に、本格的な事業参入も目指しているところです。

医療の進化に追随し、
求められる新たな機器を開発
世界のスタンダードとなることを目指して
邁進中

近年社会的にも注目度の高い、再生医療関連分野。この分野において利用される、クリーン搬送技術を応用した各種機器の新規開発を本格的にスタートさせました。iPS細胞を増やすプロセスで使用する自動光学式細胞処理装置、細胞の培養容器を自動搬送するシステムなどはすでに開発済みであり、その技術をさらに広範に活用することを目指していきます。
現在手掛けているのは、神戸医療産業都市推進機構と連携したiPS細胞自動培養システムの開発。先々には、その国際規格取得も視野に入れていくなど、次世代ビジネスの創出にも力を注いでいます。

社員の力で、企業を前進・発展させる

刻々と変化する時代の流れ。それを鑑みれば、もはや「お客様が求めるもの」だけを生み出していたのでは、一歩先んじた企業と呼ばれることは難しい。だからこそシンフォニアは、今、お客様と共に新たなソリューションを生み出すことに基点を置いています。ここで大きなポイントとなるのは、会社を支える人――社員達でもあるでしょう。
「ソリューションの実現には、最初の一歩としてお客様の要望を『聴く』ことが求められます。もちろん、ただ聴くのではなく、その言葉を紡いだ背景にあるものに対し、好奇心や探究心をもって臨まなければなりません。そういった姿勢なしには、お客様の要望に充分応えられるだけのものづくりを実現することはできないでしょう」。
お客様の持つ背景を読み取り、柔軟にそれに対応する。むろん、ときにはチャレンジも必要です。そのことを深く理解しているからこそ、シンフォニアは新人であってもその背を強く押し、前へ前へと進ませることに尽力します。
「大事にするのは社員一人ひとりが自ら行動する力。幸い、弊社には『チャレンジする者』を周囲が支えていくとの社風があります。また、多様な事業を展開しているため、活躍できる場も幅広い」。
もしも思うような活躍の場が見つからなかったら?
「ならば、自らその『場所』をつくり出してしまえばいいではないですか」。
それだけの懐の深さと、人財育成に対する自信がここにはある、と溝端。それもまた、シンフォニアテクノロジーのさらなる発展につながる重要な要素なのだといえるでしょう。