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求める人材像

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求める人材像

当社は1917年の創業以来、「技術オリエンテッド」を柱に、「一歩先を行く技術」を追求し、半導体から宇宙まで、多彩な分野に独創的な技術・製品を提供してきました。これからも私たちは、創業の精神を大切にし、新しい分野へ積極的に挑戦し、豊かな暮らしと社会の発展に貢献していきます。この使命に共に挑む未来の仲間に次の2つを期待します。

探求心を持ち、最後まで粘り強くやり抜く人

新しい技術や製品を生み出すためには、探求心がなければなりません。一人ひとりが広い視野で、新たなテクノロジーや市場に興味を持ち、深く追求することが大切です。当社では、失敗を恐れず、最後まで粘り強く、熱意を持ってやり抜く人を求めています。

チーム内で信頼を築き、目標実現に努力を惜しまない人

大きな目標を達成することは、一人ではできません。目標達成のためには、周囲と信頼関係を築き、良いチームワークを形成し、それぞれが個性を発揮しなければなりません。当社では、信頼関係を大切にし、目標の実現に向けて努力を惜しまない人を求めています。

採用担当役員インタビュー

人から宇宙まで ――。
多彩なフィールドで活躍するシンフォニアテクノロジーの製品群。
その歴史と、これからも続いていく発展を見つめて。

溝端 浩輝
執行役員 総務人事部長

2018年より現職。
1991年入社。伊勢製作所にて従業員の労働制度、諸制度の企画策定を担当。
2001年に東京本社勤務となり、行動指針「SINFONIA WAY」などの行動指針策定に携わった後、2016年に総務人事部長に就任。

発展の軸となったのは「時代のニーズにしっかり応える」という使命感

シンフォニアテクノロジーは、もともと船舶などで使用される発電機や電動機の製作からスタートした企業です。その後、高速回転のモーター技術が高く評価され、船舶以外の多くの分野に転用されたことで、多角的な事業の広がりを見せていくようになりました。

総務人事部長であり、執行役員でもある溝端浩輝は「技術力を武器に、業界の区別なく多様な展開を試みたことが功を奏したのでしょう。その中で、どんなときにも揺るがなかったのは、時代ごとのニーズに応えたいという使命感。それがあったからこそ、一つひとつ着実に、確実に製品を生み出していくことができたのだと思います」と語る。

その後も引き続き、高度な電磁力応用技術で事業を拡大してきました。これだけの規模となった現在も、企業としての使命は100年前の創業時から変わらず、「求められる技術」を生み出していくことです。高い技術をもって、人々の豊かな暮らしと社会の発展に貢献するという企業理念――突き詰めてみれば、そんなシンプルな「想い」がシンフォニアを支え続けてきたと言えるでしょう。

築き上げた信頼を維持し続けていくために

その「想い」があるからこそ、シンフォニアの歩みはとどまることを知りません。近年では、再生医療や農業、物流分野への進出、自動車や航空機の電動化、脱炭素社会実現への関わりなど、「世の中の快適」を求めて、産業横断的に進出を続けています。

初めて向き合う業界にもためらうことなく一歩踏み込んでいく、その原動力となるのは、100年以上に渡り磨き上げてきた技術力への確かな自信。加えて、多彩な分野で高めた技術を融合し、新たな製品を生み出してきたという実績です。そこからシンフォニアに対する信頼と、企業としてのブランド力を獲得してきました。「それこそが、他社にはないわが社の武器なのです」。そう語る溝端は、さらにシンフォニアの「これから」にも目を向けます。

「人と社会の発展に貢献するためには、私達も企業として存続し続けなければなりません。幅広く多彩な事業を展開するシンフォニア。景気は各業界によって浮き沈みがあるものですが、これだけ網羅的に事業展開をしていると、どこかのマイナスをどこかのプラスで補完できる。誰も正確には予測することのできない時代の流れに、うまく寄り添いながら進化し続けていくことが可能になるのです。」

あらゆる業界で活用される製品を提供し続けているシンフォニアテクノロジーは、その足元もしっかりと固めています。それが自社の利益だけでなく、社会の利益を守るために必要とされることだと考えているからです。

半導体の製造・搬送工程におけるトップブランドとしてさらなる飛躍を図り、活躍の場を広げる

半導体業界で活用される機器を扱うクリーン搬送システム事業では、真空搬送システムやウェーハソーターを含めた高付加価値なEFEMシステムの拡販に力を注いでいます。より多くの緻密な機器を生み出すため工場増設等の設備投資を行い、経営資源を重点的に配分することで、半導体製造装置向けの需要拡大に対応すべく改革を進めています。

また、全世界的な需要拡大に着目し、「日本で認められた技術力」を武器に、今以上のグローバル市場拡大を推進しています。

航空機用電源システムを開発してきた実績が
空で、宇宙での活躍に結びつく

次世代の国産宇宙ロケット「H3」に使用される、姿勢制御用アクチュエータシステムを提供。
今後ますます需要拡大が見込まれる航空機産業の電動化に対応した製品開発を推進していきます。

©JAXA 

医療の進化に追随し、求められる新たな機器を開発。世界のスタンダードとなることを目指して

近年社会的にも注目度の高い、再生医療関連分野。この分野において利用される、クリーン搬送技術を応用した自動細胞培養装置“Cell Qualia”を新たにリリースしました。iPS細胞を増やすプロセスで使用する自動光学式細胞処理装置、細胞の培養容器を自動搬送するシステムで、神戸医療産業都市推進機構との共同開発により販売にたどり着いた製品です。既存業界にこだわることなく、次世代ビジネスの創出にも力を注いでいます。

社員の力で、企業を前進・発展させる

刻々と変化する時代の流れ。それを鑑みれば、もはや「お客様が求めるもの」だけを生み出すだけでは、一歩先んじた企業と呼ばれることは難しい。だからこそシンフォニアは今、お客様と共に新たなソリューションを生み出すことに重きを置いています。ここで大きなポイントとなるのは、会社を支える人――社員達でもあるでしょう。

「ソリューションの実現には、最初の一歩としてお客様の要望を『聴く』ことが求められます。もちろん、ただ聴くのではなく、その言葉を紡いだ背景にあるものに対し、好奇心や探究心をもって臨まなければなりません。そういった姿勢なしに、お客様の要望に応えられるものづくりを実現することはできないでしょう」。

お客様の持つ背景を読み取り、柔軟に対応する。むろん、ときにはチャレンジも必要です。そのことを深く理解しているからこそ、シンフォニアは若手の新人であってもその背を強く押し、前へ前へと進ませることに尽力します。

「大事にするのは社員一人ひとりが自ら行動する力。幸い、弊社には『チャレンジする者』を周囲が支えていくような社風があります。また、多様な事業を展開しているため、活躍できる場も幅広い」。

もしも思うような活躍の場が見つからなかったら?

「ならば、自らその『場所』をつくり出してしまえばいいではないですか」。

それだけの懐の深さと、人材育成に対する自信がここにはある、と溝端。それもまた、シンフォニアテクノロジーのさらなる発展につながる重要な要素なのだといえるでしょう。