CAPACITY BUILDING

シンフォニアの人材教育

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“気づき”と“ゲームの理論”で未来を描く人材を育成

シンフォニアが考える“人材”

シンフォニアで重視され、求められているのは“気づき”のある社員です。何かが与えられるまで待つのではなく、自ら行動する主体性のもとで問題に“気づき”、解決策を模索し、そこから成果を生み出す行動力を備えた社員を求めています。そんな社員を育てるため、私達が用意している研修のほとんどは、講義スタイルではなく、社員同士がチームを組み、問題の発見から解決まで自力で行うことで進んでいきます。このような自由度の高い、そして難しさもある研修を通し、日々の業務においても常に疑問を抱きながら取り組み、物事を改善・改革していけるエネルギッシュな人材を育成しています。 

研修コンセプト

真剣に、そして楽しみながら課題を進めていくために、私達は研修に“ゲームの要素”を取り入れています。インプットだけでなくアウトプットも多いディスカッションと、ゲーム的な感覚をうまく組み合わせているのが一番の特色といえるでしょう。「ゲーム」ですから、もちろん勝敗ははっきり出ます。しかし、こだわるのは勝ち負けではありません。勝因や敗因を探求する評価分析までを含めて、一つの研修としているのです。 研修中の失敗は大歓迎。失敗から学ぶものは多いですし、失敗を恐れず、何事にもチャレンジしていく姿勢を育むことを大切にしています。グループ中心で行われる活動からは、チームワークだけでなく、リーダーシップや協調性を磨いていくこともできるものと期待しています。

社員同士の関わり

コンプライアンスや安全衛生などのルール、技術面での基礎をテーマにする研修は、それぞれ専門部署の先輩社員が講師役を務めます。これを機会に、単純に教わるだけでなく社内に広いつながりを持つ、実際の職場の雰囲気を知るなど、自身の「これから」のために役立つ何かを見つけてください。 
また、研修のほとんどは社内の能力開発センターによって運営されています。新人のころから顔を合わせる機会が多いセンターの社員は、ある意味皆さんの「相談役」。困ったこと、迷ったこと、将来のこと…、何でも気軽に話せる相手として、先輩社員も頼りにしている存在です。

シンフォニアの仲間となる“あなた”へのメッセージ

私達は、シンフォニアテクノロジーという一つのチーム。個人の力はもちろん伸ばしていきますが、そこに協働がなければ、大きな成果を生み出すことはできません。皆さんが経験する導入研修から得られるのは、その成果を得るための力の源となる最初の芽吹き。その後、年次に合わせて適宜提供される研修を活用しながらその芽を育て、目標とする自分像に近づいていってほしいと思います。

中井 俊行
総務人事部能力開発センター 担当課長

2004年度入社 体育学部体育学科。産業インフラシステム営業部で営業職を経験後、2006年から能力開発センターへ。「ゲーム」や「気づき」をコンセプトに、幅広い世代、役職への教育全般を担当。能力開発センターでは、中井を含め10名で担当している。