神鋼電機株式会社(本社:東京都港区、社長:佐伯弘文)は、山間部や山麓などに流れる僅かな水も無駄にせずに発電し山間部の一般家屋や山小屋や牧場、或いは養魚場、又は山間部の現場作業場などの電源に利用する超小型水力発電「リッター水力発電装置」(※商標登録申請中)を開発、9月末より全国で発売開始しますが、代理店販売を中心として行う予定です。
従来の水力発電装置は、小型でも10kW〜20kWクラスが中心で、一秒間に何立方mという水量を必要としますが、この度当社が開発した水力発電装置は1kWと0.5kWの超小型2機種で、1秒間に数リッター程度の水量でも発電できる一般家庭用又は小型事業用の超小型水力発電装置です。例えば、重量は0.5kWタイプの場合、本体重量が約50kgと軽量であり、設置も本体に取水ホースと排水ホースを繋ぐだけで半日から1日で極めて簡単に設置できます。また、取水口の落ち葉対策などにもいろいろと工夫を凝らしています。
通常4人家族での平均電力使用量は、月平均290kWh(一日約9.3kWh、一時間当たり390W)といわれております。従って0.5kWタイプでも1家庭分の電力を十分にまかなうことができ、現在の電力コスト21円/kWhで換算しますと、設置場所の状況にもよりますが、約11年から15年前後でこの装置のコストが回収できる見込みです。
京都議定書の発布や原油価格の高騰などの背景もあり、天然ガス、燃料電池、風力発電など、新たなクリーンエネルギーの活用が必須条件となってきています。
このようなエネルギーを取り巻く状況の中、当社では各種の省エネ機器や高効率コージェネレーションの製造販売等を通して社会や環境面で貢献してまいりましたが、一昨年には2m/秒のそよ風から発電可能な小形風力発電装置を開発して販売し、全国各地に設置実績を積み重ねています。
一方、本年7月16日「小水力利用推進協議会」が設立され、小水力の利用を推進する動きが急速に高まってきたこの時期に、当社は小型水力発電分野に進出することになりました。我が国に於てはかかる小型発電の設置例は非常に少なく、欧米からの輸入品が多いようです。当社では11000kWの水力発電の実績があり、かつ、小形風力発電で培ったノウハウも駆使して山間部を流れる僅かな水系をも利用する超小型の「リッター水力発電装置」を開発したものです。日本は、例えば伊豆半島に見る如く、80%以上が山間部で占められており、多くの小川があり、ある推計によれば、小規模水力発電の開発の可能性は全国で300〜400万kWになるとしています。又、従来大きなネックとなっていた水利権等の関連法律も徐々に改正され始めており、今後かなりの潜在需要があるものと期待しています。なお、本件については12件の特許を申請済です。 |
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| 【価格】 |
| 本体価格は、0.5kWタイプで約98万円程度、1kWタイプで約145万円程度、(発電機、コントローラ、バッテリー、付属設備含め)を予定しております。但し、設置費用等は含みません。 |
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| 【用途】 |
| 1. |
山麓山間に位置する山小屋の必要とする電気供給を目的とする発電装置 |
| 2. |
山麓山間牧場や農業作業場の必要とする電気供給を目的とする発電装置 |
| 3. |
山間山麓にある、迷い水を利用し家庭または作業場の必要とする電気供給を目的とした発電装置 |
| 4. |
山間山麓に位置する、漁業作業場の必要とする電気供給(養魚場のエアレーション等)を目的とした発電装置 |
| 5. |
大工場の排水口に設置し排水エネルギーを回収し省エネを実施する発電装置等 |
| 6. |
上下水道処理場の排水口を利用した発電装置 |
| 7. |
山間部に存在する、無線中継所の必要とする電源供給に必要とする発電装置 |
| 8. |
高地に源泉を持ち、そこから各旅館に温泉水を供給している流水を利用した発電装置 |
| 9. |
高速道路その他のトンネル内の排水利用による発電装置 |
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| 【特長】 |
| 1. |
水力発電部の水量に変動がある場合は太陽光発電との併用システム設計が可能 |
| 2. |
軽量0.5kWタイプで約50Kg以下、1kWタイプで約75Kg以下 |
| 3. |
小型設計0.5kWタイプ、1kWタイプともで540×450×500mm |
| 4. |
取水口の異物除去装置は別途準備 |
| 5. |
取水導管は塩ビパイプかプラスチック製ホースを利用 |
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| 【仕様】 |
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0.5kWタイプ |
1kWタイプ |
| 水車方式 |
クロスフロー |
クロスフロー |
| 発電方式 |
永久磁石式発電機 |
永久磁石式発電機 |
| 最大出力 |
0.5kW |
1kW |
| 水頭 |
2〜10m |
2〜10m |
| 流量 |
2〜10L/s |
4〜20L/s |
| バッテリ |
24V |
48V |
| インバータ |
AC100V
300VA
擬似正弦波 |
AC100V
600VA
正弦波 |
寸法・質量
(水力発電機ユニット) |
W540mm×D450mm×H500mm・約50kg |
W540mm×D450mm×H500mm・約75kg |
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| 【参考】投資額回収試算 |
0.5kWタイプの場合(投資額98万円)約15年程度で回収
1kWタイプの場合(投資額145万円)約11年程度で回収
(コントローラ効率を80%とし、24時間連続運転した場合に0.5kWタイプは 0.4kW、1kWタイプは0.8kWの100Vの電気を使用できるものとして試算。) |
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| 設置イメージ |
リッター水力発電装置本体外観 |
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